喜入で
relaxation room Bonte-Couleur (ボンテ・クルール)というお店を開いているりささんのブログ
http://s.ameblo.jp/bonte-couleur/ を読んでたら(以下引用)
11月6日(日)喜入の史跡をめぐるウォーキング大会が開催されます!!
8時30分~受付
9時スタート
定員120名
参加料 無料!!
参加賞:ひまわり柄の小物入れ
麺どころさつま食事10%割引券
喜入のところてん(つわぶきの里)
電話によるお申込み、お問い合わせは
099-345-1760
(引用終わり)
の記事を発見。このコースの中に香梅ヶ渕(こべがふち)という八幡川(喜入の八幡温泉の横を流れている川です)の上流にある渕が入っているとのこと。
そこで、今日はその香梅ヶ渕に伝わる悲しいお話を書いてみます。
子供の頃に誰か大人から伝え聞いた話です。もし記憶違いがあったりしたらごめんなさいね。
むかしむかし、そん頃の喜入お殿さぁが八幡川の上流の渕のほとりで花見の宴を開いたときのこと。
ここん渕は大きな岩が渕ん中に突っ出ちょって淀みとなり、深い木々が生い茂り紺碧の色をなす、花見に絶好の場所。
お殿さぁに酒や料理を出す給仕をしちょったとは、香梅ちいう侍女。
こん香梅さぁはわっぜ美しか薩摩おごじょで、お殿さぁの寵愛をうけちょったたっち。
香梅がお殿さぁに給仕をし座前から去ろうちしたそんとき、帯が擦れおうて妙な音がしたげな。
日頃から香梅の美貌とお殿さぁからの寵愛にひがみをもっちょった他ん侍女んしが「お殿さぁの前で屁をひった!ごぶれさぁなおなごじゃ!」ち罵ったち。
もちろん香梅は我がんこっじゃっで屁じゃなか、帯が擦れた音じゃっちわかっちょったどん、ぎを言わんでひたすら謝った。
そん時、お付きの一人が「そいならおまえがこん盃を渕に浮かべてみやい。布擦れん音じゃったら盃は上流から下流に流るっじゃろ。もし屁じゃったら下流から上流に逆流すっじゃろ。そい、浮かべてみやい」
香梅は助け船が出された、ありがたか ち思たじゃろ。
じゃっどん、なんと、浮かべた盃は下流から上流に向かって流れた。
こん渕に突っ出たふっとか岩によって流れが複雑になっちょって、盃を浮かべた場所が丁度流れが逆になっちょっ場所やった。
そいを見た香梅、そんまま渕に飛び込み二度と浮かび上がらず、自ら命を絶った。
そしてこの渕をいつからか「香梅ヶ渕(こべがふち)」ち呼ぶようにないもした。
確かこんな話でした。
最後になりましたが、りささんのやってる「relaxation room Bonte-Couleur (ボンテ・クルール)」では桜島の灰が降ったらお肌の超音波洗浄がサービスになる
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